曹洞宗 龍吟山こううん寺。智頭町上町。
撮影 2014,4,11 日。
東参道より境内へ。
正門参道より境内へ。
本山=永平寺。本尊=釈迦牟尼如来。
創始は京都臨済宗妙心寺の末寺として建立されたとされる。
天文十(1541)年の資料に「智頭郡龍田山興雲寺は石尾門派にて台昭和尚以来天下安寧の祈りを奉るに相応しい」とあり、現興雲寺所縁の記録とみられている。
文禄二(1593)年裏山の土砂崩れにより堂宇崩壊する。
寛永二(1625)年天徳寺五世由山和尚代の曹洞宗禅寺として再建。
堂宇再建の完成真近の寛永九(1632)年池田光仲国替えの折り、忠雄(清泰院)の位牌が預けられ回向したとして揚羽蝶紋等寺領を下される。
その後寺運に盛衰ある中、宝暦十一(1762)年の智頭大火により堂宇焼失する。
安永七(1779)年再建。
明治十七年本堂焼失。
同三十一年現本堂再建。
ー記事参考「智頭町誌」-
昭和九年製の梵鐘。戦時拠出されるも溶解をまぬかれて返還された。
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