関屋番所跡。智頭警察署前から板井原集落方面へ。
撮影 2014,4,15日。
関屋番所は智頭宿の出入口となる峠にあり、戦国時代、織田信長と敵対し、
尼子氏とせめぎあいしていた毛利氏が設けたもの。
当時、智頭を治めていた淀山城主-草刈景継は、
領地安泰をはかって毛利氏を裏切ることになる。
ここは、その象徴的な場所のように思える。
雑草生え放題の、ただの小高い丘にすぎない。
かの時代の要所だったこともまったく見いだせない要因のひとつだ。
「入口はどこやねん」とツッコミたくなる場所にその上り口は在った。
大日如来石碑-明治六 (1873) 年設置。
夜泣き地蔵ー慶応三 (1867) 年設置。
日本開国成就塔ー宝暦三 (1753) 年設置。
観光案内によると、智頭宿が一望できる見晴処ーとある。
しかしながら、ベンチの一つも無い。
無秩序に成長した小枝によって視界はいまいち。
ここは、私のような物好きな風来坊が、ごくたま~に訪れる場所だろう。
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